京都府立桃山高校自然科学科説明会
2019/06/08
今朝は京都府立桃山高校を訪問しました。
自然科学科・普通科の説明会です。
当塾は山城通学圏に位置していますので、自然科学科の説明を聞かせていただきました。
近鉄丹波橋から徒歩で5〜6分で到着するとても交通の便が良い立地です。
早朝は雨が降っていたようですが、説明会の行き帰りに雨が降らなかったのはありがたかったです。
授業見学もできるとのことでしたが、朝一番に仕事を片付けて学校に到着しましたので、生徒の皆さんの顔を見ることはできませんでした。残念です。
資料をいただき説明会スタートです。
桃山高校はレベルの高い文武両道を常に意識して学校運営をされています。部活加入率は全生徒の90%。100人を超える部員がいるのはサッカー部と吹奏楽部。サッカー部員の約20人が3年生の秋冬までサッカー部に残って勉強と部活を両立し、しっかり大学進学しています。吹奏楽部は金賞を受賞されています。
桃山高校といえばSSH。文部科学省に認定されたスーパーサイエンスハイスクール2期5年目を迎えておられ、3期目の認定にチャレンジされます。評価も6段階の一番上の評価だそうです。生物・化学・物理・地学の先生方が協力して授業に取り組まれています。自然科学科だけではなく、普通科でも取り組まれています。
現役で国公立大学に154名が合格され、その中でも難関国公立大に現役で25名合格されています。京阪神大学には19名、普通科からも阪大、神大に合格されています。自然科学科から医学医学科に2名合格です。
関西大学33名、関西学院大学3名、同志社大学31名、立命館大学131名と素晴らしい結果です。
2年次、3年次に難関大補習や進路希望別進学補習、国公立2次対策補習など、進路実現に向けた取り組みがしっかり用意されています。英語教育においては英語4技能試験(GTEC)の受験も取り入れています。理系進学に重きを置いておられますが、文系進学希望者に対しても補習で対応されています。
桃山高校は定時制が併設されていますので午後6時には下校しないといけないのですが、自習室は7時まで開放されています。京大の大学院生が自習室には待機されていたり、教員室が近いので質問できる環境も用意されています。
完全下校が6時ということはクラブ活動にも制限があります。そんな制限の中素晴らしい実績を上げられているのも桃山高校の魅力です。
理系教育に特化したカリキュラムを準備されていますので、将来、難関国公立大学の理系に進学されたい方にとっては安心できる環境です。
協働学習や探求型教科、先進的な指導方法で「探求力と創造力を備えた挑戦心あふれるグローバル人材の育成」を実践されています。
学力面だけに力を入れているわけではありません。球技大会、遠足、文化祭、体育祭、芸術鑑賞、百人一首大会、スーパーサイエンスキャンプ、サイエンスイングリッシュキャンプ、研修旅行と多くの行事にも全力で取り組まれています。
今年で101年目を迎える桃山高校。
伝統ある学校です。
校舎はお世辞にもきれいとは言えませんが、校内はきれいに掃除され落ち着いた雰囲気の学校です。
今日は土曜日でしたが授業が行われており、普段の学校の雰囲気を感じることができました。休み時間に学校を後にしたのですが、生徒の皆さんの楽しそうな声が聞こえてきました。
入試に関する情報は中学3年生の授業でお伝えします。また、保護者の皆様の中に桃山高校自然科学科の情報を知りたいという方がおられましたら、いつでも面談させていただきますので、ご連絡ください。
担当:塾長高橋