京都翔英高等学校
2026/10/20
2026年10月19日、京都府宇治市にある京都翔英高等学校の入試説明会に参加してきました。
京都翔英高校は、生徒一人ひとりの個性や興味・関心を尊重し、それぞれに合った学びと進路の実現を目指している学校です。
大学進学を目指す生徒、語学や国際交流に関心のある生徒、自分のペースで高校生活を送りたい生徒、看護師を目指す生徒など、多様な生徒に対応した教育環境が整えられています。
今回は、学校説明会で伺ったお話と学校パンフレットをもとに、その特色や魅力をご紹介します。
京都翔英高等学校はどんな学校?
京都翔英高校は、京都府宇治市莵道にある私立の共学校です。
京都翔英高校の大きな特色は、全日制・単位制を採用していることです。
単位制とは、定められた科目の単位を修得することで卒業を目指す仕組みです。
京都翔英高校では、この制度を生かし、基礎学力の定着から興味・関心に応じた選択学習まで、生徒一人ひとりの学習状況や目標に応じた多様な学びを支えています。
また、学校が大切にしているのは、学力の向上だけではありません。
挨拶や服装、周囲の人との関わり方なども含め、社会で信頼される人へと成長することを重視しています。
「周囲から愛される大人」を目指すという学校の考え方も、今回の説明会で印象に残った点でした。
4つの学びの選択肢
京都翔英高校には、普通科の3つのクラスと、5年一貫課程の看護科があります。
自己創造クラス 自分の可能性を広げる
自己創造クラスは、基礎学力を身につけながら、自分の興味や関心、将来の目標を見つけていくクラスです。
1年次には基礎学力の定着を図り、2年次からは多様な選択授業を通じて、自分に合った学びを深めます。
将来の夢がまだ決まっていない生徒にとっても、高校生活の中でさまざまな分野に触れながら、自分の進む道を考えられることが特徴です。
グローカル共生クラス 語学と多文化理解を深める
グローカル共生クラスでは、語学力を高めるだけでなく、異なる文化や価値観を理解し、自分の考えを発信する力を育てています。
今回の説明会では、グローカル共生クラスの生徒たちによる発表がありました。普段の授業や学校生活について生徒自身の言葉で聞くことができ、多文化共生を大切にする学校の教育方針を具体的に知る機会となりました。
さまざまな国籍や文化的背景を持つ生徒たちが共に学ぶ環境は、このクラスならではの特色です。
また、英語学習に加え、京都の歴史や文化を学ぶフィールドワークなどを通じて、世界に目を向けると同時に、地域の文化への理解も深めています。
語学や国際交流に関心がある生徒はもちろん、異なる文化や価値観に触れながら、自分の視野を広げたい生徒にとっても、魅力のある学びの場といえるでしょう。
FA(フリーアカデミー)クラス|自分のペースで一歩ずつ前へ
京都翔英高校の大きな特色の一つが、FAクラスです。
FAクラスには、Basic(ベーシック)とExceed(エクシード)という学び方があります。
Basic(ベーシック)は、中学校時代に不登校傾向のあった生徒を対象とし、特別な学習プログラムを通して高校卒業と進路実現を目指します。
Exceed(エクシード)は、不登校経験がなくても、落ち着いた学習環境の中で真面目に学校生活を送りたい生徒を対象としています。Basicの学びに加え、大学進学も視野に入れたカリキュラムが用意されています。
どちらも単に高校卒業を目指すだけでなく、学習習慣や人との関わり方を身につけながら、自立する力を育てることを大切にしています。
今回の説明会では、登校に不安を抱える生徒への支援体制や、オンライン授業の活用についても説明がありました。
ただし、登校方法やオンライン学習の取り扱いには条件があります。希望する生徒や保護者は、事前に学校へ詳しく相談することが大切です。
FAクラスを希望する場合は、所定の説明会への参加や保護者同伴の事前面談など、出願前に必要な手続きがあります。
看護科・看護専攻科|5年間で看護師を目指す
京都翔英高校には、5年一貫課程の看護科・看護専攻科があります。
高校3年間と専攻科2年間を通じて、看護師に必要な知識と技術を学び、看護師国家試験の受験資格取得を目指します。
高校入学時から専門的な看護教育を受け、5年間を通して看護師を目指せることが大きな特徴です。
一方、看護科は普通科と学ぶ内容が異なり、専門科目や実習も多くなります。
そのため、看護師という明確な目標を持つ生徒にとって魅力的な選択肢ですが、将来の職業像や学習内容を十分に理解したうえで進路を選ぶことが大切です。
48講座から選ぶ「未来開拓講座」
京都翔英高校の特色ある取り組みが、未来開拓講座です。
普通科では2年次・3年次に、多彩な講座から興味のある分野を選んで学びます。
2026年度の学校資料では48講座が紹介されており、eスポーツやゴルフなども含まれています。
自分のクラスだけに学びを限定せず、異なるクラスの生徒と共に活動できることも特徴です。
高校時代にさまざまな経験を積むことは、自分でも気づいていなかった得意分野や関心を発見するきっかけになるかもしれません。
学習の理解を深める2時間連続授業
京都翔英高校では、理解を深めるための取り組みとして、2時間連続授業を取り入れています。
授業内容を確認する小テストなどを活用し、学習したことの理解と定着を図っています。
授業時間を有効に活用し、基礎学力を身につけることを大切にした学習システムです。
進学・就職まで幅広く対応した進路指導
京都翔英高校は、生徒それぞれの希望に応じた進路実現を支援しています。
学校パンフレットに掲載された2025年度の進路実績では、進学率81.0%と紹介されています。
また、指定校推薦枠は123校と案内されています。
2025年度の大学合格実績には、京都教育大学、京都産業大学、龍谷大学、佛教大学、京都橘大学、京都文教大学、摂南大学など、さまざまな大学が掲載されています。
進路は4年制大学だけではありません。
短期大学や専門学校への進学、就職など、それぞれの目標に応じた選択肢があります。
大学名や進学率だけで高校を評価するのではなく、入学後にどのような学びを積み重ね、卒業後にどのような道を選べるのか。
その視点から学校を見てみることも大切ではないでしょうか。
部活動や学校行事も高校生活の大切な一部
京都翔英高校では、硬式野球部、サッカー部、バスケットボール部、チアリーダー部、吹奏楽部、eスポーツ部など、体育系・文化系のさまざまなクラブが活動しています。
学校行事や部活動を通じて仲間と協力し、目標に向かって努力する経験も、高校生活を豊かにするものです。
勉強だけでなく、学校生活の中で何に挑戦したいのかも、高校選びの重要なポイントです。
2027年度入試と学費支援について
2027年度の募集定員は、普通科220名、看護科40名の計260名です。
入学試験では、国語・数学・英語の3教科と個人面接が実施される予定です。
また、京都翔英高校には、学費負担を軽減するための奨学制度や支援制度が設けられています。
制度の内容や対象条件については、学校の最新の募集要項をご確認いただくか、学校へ直接お問い合わせください。
まずは学校を見に行ってみよう!
パンフレットやホームページから得られる情報も大切ですが、学校の雰囲気は実際に足を運ぶことで、より具体的に感じられるものです。
京都翔英高校では、オープンキャンパスや入試説明会などが予定されています。
授業の様子、先生方の対応、学校の設備、通学のしやすさなど、自分の目で確かめてみてください。
また、FAクラスや看護科など、学習内容に特色のあるクラスを検討している場合は、個別相談で詳しい説明を聞くことをおすすめします。
開催日程や予約方法については、学校公式ホームページをご確認ください。
おわりに 自分に合った高校生活を見つけるために
今回の説明会を通じて、京都翔英高校が大切にしているのは、生徒一人ひとりの個性や成長の可能性を尊重することだと感じました。
学力や進学実績だけでなく、興味・関心、学習スタイル、将来の目標など、高校を選ぶ基準は人それぞれです。
どの高校にも特色があり、すべての生徒に同じ学校が合うわけではありません。
だからこそ、学校の教育方針や授業内容を理解し、実際に学校を訪れ、自分に合った環境かどうかを考えることが大切です。
京都翔英高等学校も、そうした視点から知っておきたい学校の一つです。
※掲載トップ画像は、京都翔英高等学校の学校紹介を目的として作成したイメージ画像です。
実際の校舎や施設を撮影したものではありません。


